冷し家快蔵、日本大好き!

こんなに美しい国に生まれて、何の不満があろうか。 こんなに優しい国民に囲まれて、何の文句があろう。 美味しい食べ物。美味い酒。 千代に八千代に。君とともに。

2008年09月

青空のむこう

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アレックス・シアラー著


トラック事故で亡くなった14歳の少年の死後の物語です。

ユーモラスで、真面目で、かなり悲しい話でした。

涙を流しながら、ラストまで一気読みでした。

死んでから解ることがあっても、どうしようもないし、かといって、後悔しないように日常生活を送れ

るわけもないし・・それが人間の業というものでしょう。


葉っぱが土にかえるように、と、作者は、死を表現しています。

東洋的な死生観ですね。自分というものは、色んな生命の一部からなっていて、

自分が死ねば、その生命は、また、何かの生命と渾然一体となって、「生き続ける」


読む前の自分と、今の自分。

ちょっとだけ優しくなれた気分です。



★★★★☆

グリコの青年

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10000m男子決勝のゴールの瞬間のポーズでしょうか?

100mではないですね。100mなら、ゴールでは、前傾姿勢になりますし、

マラソンなら、もっと、重い疲労感が出ていなくてはなりません。

だから、10000m位でしょうか。

白のユニフォームの清潔感が人気の秘密でしょう。

沢山の方がグリコの青年をバックに、記念撮影をしていました。

青年と同じポーズをとるのが、ここでの決まりであるかのように・・・

かに道楽

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看板の巨大な動く蟹。

10本の足が虚空を摑んで、黒い2つの目玉が、沢山の通行人を睥睨しています。

こんな、天下一品の仕掛けを作った関西人の、独創力には脱帽です。

メニューを見て、高そうなので、パス。

噂はホンマでした。

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大阪(画像下)では、エスカレーターは、右に寄って乗るというのは、

本当でした。

右に寄って、急いでいる人を左から通すのです。

東京(画像上)とは、逆です。

言葉では、「○○ちゃう?」や「○○やん」が多く、

声が大きいです。

食べ物はやはりお好み焼きや、たこ焼きの店が多かったです。

また、寿司屋や、蕎麦屋もあちこちにあり、意外でした。

でも、禁煙の店が少ないので、ぼくは大変困りました。

正蔵人気

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池袋演芸場は、目立たない場所に、恥ずかしそうに、ひっそりとあります。

たいてい空いていて、200席が満杯になったのをあまり見たことがありません。

あまりに客がいないので、他の寄席で、ネタに使われるくらいです。

ところが、今回は、切符売り場に、20人くらいの行列が出来ていました。

若いひとの姿もちらちら。


中は勿論満席でした。

なんと、通路に補助椅子まで置かれていました。

前座さんの「牛ほめ」に始まり、

柳家わさび 「真田小僧」

古今亭菊志ん「蛙茶番」

三遊亭生之助「?」 調べましたが、不明。

漫才 ロケット団  爆笑

講談 宝井琴調 「平手御酒」

お仲入り前に、いよいよ九代目林家正蔵師匠の登場です。

20分くらいしかないので、大ネタは期待できないし、何を演じて呉れるのだろうと、期待しました。

出囃子に乗って登場するや、万雷の拍手。「待ってました!」の掛け声。

人気絶頂です。

ネタは、

「ねずみ」

左甚五郎の噺です。

やはり、父親の林家三平さんゆずりの、張りのある声で、よかったです。

お仲入り後、

三遊亭天どん 「たらちね」 お嫁さんが、英語なまりという設定で、爆笑。

柳家小はん 「唖の釣」 放送では絶対聴けない、放送禁止用語や、描写がありますので、

寄席でしか、楽しめません。

大神楽 鏡味仙花

トリが、

柳家三三(さんざ)「崇徳院」

往年の円楽師匠並の、容子のいい噺家でした。前出の、天どんのとちりを美味く噺の中に取り入れたり、

世間の話題を、入れたりと、余裕の演技でした。この人は、相当の名人になるとにらんじゃいました。
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